I/Oはシャーシベースと分散型があり、シャーシベースI/OはAllen-Bradleyコントローラと統合、分散型I/Oはアプリケーションで分散させるか機械に取付けて使用します。分散型アプリケーション用には、In-Cabinet製品(IP20)および堅牢なOn-Machine製品(IP67/69K)があり、モジュール式およびブロック型の両方が用意されています。 一部のI/OファミリーにはDeviceLogix™スマート・コンポーネント・テクノロジが搭載されており、I/Oに低コストのロジック解決機能を組み込むことができます。安全ソリューションについて、当社のGuard I/O™製品はSIL 3、カテゴリまでのTÜV認定を受けています。。使用可能なネットワーク規格は、DeviceNet®やControlNet®、EtherNet/IP™をはじめとする各種産業用ネットワークです。
シャーシベースI/Oは、特定のAllen-Bradley®コントローラファミリーに含まれるもので、特定のコントローラに対応する専用の設計となっています。I/Oは、コントローラと同じシャーシに取付けることができます。また、I/O通信ネットワークを使用することで、I/Oをセンサやアクチュエータの近くに配置できるので、配線コストを削減できます。

組込みI/Oモジュール
Bulletin 1799埋め込み分散型I/Oモジュールは、入力装置とマシンアクチュエータの間の標準インターフェイスを提供します。実績のある、当社の設計技術と信頼性をご活用いただくうえで、カスタムパッケージソリューションのコストをかける必要はありません。これは、費用重視のマシン埋め込みアプリケーションにとって重要なことです。拡張ボードや汎用I/Oを利用することで、初期の資材投資を低減し、在庫を最小限に抑え、I/O拡張当たりのコストを削減して、各アプリケーションのI/O使用率を最大限に高めることができます。
In-Cabinet (IP20)分散型I/Oは、アプリケーション全体にわたって配置できますが、エンクロージャが必要です。In-Cabinetブロック型I/O製品には、組立済みのセンサとアクチュエータのインターフェイスポイント、ネットワークアダプタが装備されています。拡張ブロックは、一部のファミリーで利用できます。幅広いアナログI/O、デジタルI/O、特殊I/O、および安全システムのI/Oから選択できます。
In-Cabinet (IP20)分散型I/Oは、アプリケーション全体にわたって配置できますが、エンクロージャが必要です。In-Cabinetモジュール式I/O製品では、ニーズに応じてI/Oインターフェイスと通信アダプタの組合せを適宜選択できるため、システムをきわめて柔軟に設計できます。さまざまなアナログ、デジタル、および特殊モジュールに加え、苛酷な環境向けのIn-Cabinet I/Oオプション、安全システム向けのI/O、および危険な領域全体に分散配置できる本質安全(IS) I/Oを用意しています。
On-Machine™ブロック(IP67/69K)分散型I/Oモジュールは、リモートの中央キャビネットではなく機械に直接取付けることができるため、配線コストを低減でき、メンテナンスが容易になります。これらの製品には、組立て済みのセンサとアクチュエータのインターフェイスポイント、ネットワークアダプタが装備されています。拡張ブロックは、一部の製品で利用できます。幅広いアナログI/O、デジタルI/O、特殊I/Oモジュール、および安全システムのOn-Machine I/Oモジュールから選択できます。

ArmorPoint I/O-I/Oモジュール
Bulletin 1738 ArmorPOINT® I/Oモジュールを使用すると、高速デジタルからプロセス制御まで幅広いアプリケーションで、さまざまな入力モジュールや出力モジュールを使用できるようになります。ArmorPOINT I/Oは、プロデューサ/コンシューマテクノロジに対応し、入力情報や出力状態を複数のLogixコントローラ間で共有できます。