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サプライチェーン戦略においてトレーサビリティとシリアライゼーションが重要

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Asian Female Warehouse Staff checking product on-hand by using barcode handheld reader compare with data in an ERP software.

ロックウェル・オートメーションの調査により、トレーサビリティとシリアライゼーションがアジア太平洋地域の企業のサプライチェーン戦略において重要な取り組みであることが明らかになりました。

  • アジア太平洋地域の企業は、偽造製品の被害を世界で最も受けており、70%の企業が毎年11-60%の売上高の損失を報告しています。
  • サプライチェーン従事者の83%は、製品の適切なトレーサビリティとシリアライゼーションが、自社の競争力維持のために非常に重要または極めて重要であると考えています。
  • シリアライゼーションに投資した企業の45%で、シリアライゼーションによって売上が31%以上増加しています。

【シンガポール、2022年8月26日/PRNewswire】産業オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションに専心する世界最大の企業であるロックウェル・オートメーションは、フォレスターコンサルティング社の調査によると、企業の新しいサプライチェーン戦略の策定を推進する最優先事項として、デジタルトランスフォーメーション、サステナビリティへの取り組み、顧客体験(CX)の向上が挙げられていることを明らかにしました。

ロックウェル・オートメーションからの委託で、ESG (環境・社会・ガバナンス)への取り組み、規制への対応、ブランドイメージが、サプライチェーンのトレーサビリティに対する民間企業の関心をどの程度高めているかを把握するために、今回の調査「トレーサビリティ改善によるブランドロイヤルティ向上とROIの創出」が実施されました。

同調査によると、アジア太平洋地域の企業(62%)は自社のサプライチェーンのデジタルトランスフォーメーションに最も注力しており、59%はサステナビリティへの取り組みを実施または改善したいと回答しています。

サプライチェーン管理への新規投資においては、コンプライアンスが依然主な関心分野となっていますが、サステナビリティと顧客体験に関連する需要がこうした戦略的変化を後押ししています。実際、サプライチェーンの意思決定者のうち57%は、サプライチェーン内の無駄を削減する方策をすでに実施または拡大しています。

今回の主な調査結果は次のとおりです。

  • サステナビリティと可視性は、より良い顧客体験を推し進めます。
    デジタルトランスフォーメーションの取り組みに苦労している企業もありますが、こうした取り組みは現在の世界の状況に合わせて進化を続けています。企業は、新しいサステナビリティと可視性に関連するCXへの取り組みを可能にするための土台として、トレーサビリティに目を向けています。調査回答者の83%が、自社製品の適切なトレーサビリティとシリアライゼーションは、市場での競争力を維持するために非常重要にまたは極めて重要であると述べています。

  • トレーサビリティへの取り組みは、偽造と不正使用を是正します。
    偽造に関しては、アジア太平洋地域の企業が最も影響を受けており、この地域の調査回答者の70%が、毎年自社売上の11%から60%を失うと報告しています。これは、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域の企業の回答者の54%と北米地域の回答者の44%が同様の損失を報告したのと比較して大きな割合になっています。さらに、全世界の回答者の89%が、グレーマーケットにおける不正使用は問題があるとしています。その対策としてシリアライゼーションに投資した企業は、ビジネス成長に繋げることができています。回答者のほぼ半数(45%)が、シリアライゼーションに直接起因して売上高が31%以上増加したと回答しています。
  • 企業の成功は、サプライチェーン全体の可視性、迅速な製品リコール、ブランドロイヤルティの向上にかかっています。
    調査回答者の79%が、サプライチェーンのどこに製品があるかを完全に把握することは、会社の成功にとって不可欠または重要であると回答し、さらに78%は製品を正確かつ迅速にリコールする自社能力についても同様だと答えました。また、77%がより良い製品管理によるブランドロイヤルティの向上が重要としました。

「この調査結果は、トレーサビリティがブランドロイヤルティを育て、サプライチェーンを最適化し、主要市場における偽造品の影響を抑えるということを、各企業が他に様々な懸案事項がある中でも特に実感している証拠です」と、ロックウェル・オートメーションのシステム&ソリューション担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのマット・フォーデンウォルトは述べています。

ロックウェル・オートメーションがフォレスターコンサルティング社に委託した調査は、2022年1月に実施されました。世界中のサプライチェーンの意思決定者307人を対象として、サプライチェーンを最適化するためのトレーサビリティおよびシリアライゼーションの利用状況と関心について調査しています。レポート全文は、こちらからダウンロードしてください。

「シリアライゼーションの導入だけでもある程度の効果が得られますが、さらに包括的なトレーサビリティソリューションに投資した企業は、その多くがデータ管理の向上、偽造やグレーマーケットの不正使用抑制によるコスト削減、顧客満足度の向上効果を実感しています」とKezzler社のCEOであるChristine Akselsen氏は述べています。

ロックウェル・オートメーションのサプライチェーン機能とKezzler社のクラウドベースのトレーサビリティ技術を組み合わせることで、お客様はサプライヤ、製造、物流、消費者をリアルタイムなトレーサビリティを提供するプラットフォームに紐づけることができます。ロックウェル・オートメーションとKezzler社は、世界最大の乳製品会社の1つであるFrieslandCampina社のような顧客向けのトレーサビリティソリューションをすでに構築しています。

公開 2022年8月25日

ロックウェル・オートメーションについて

ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約25,000名のサポート要員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。

 

報道関係者からの問い合わせ先

ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社
フィールドマーケティング  竹田 美香子  03-3206-1261 (直) mtakeda@ra.rockwell.com

トピック: デジタルトランスフォーメーション サプライチェーン・シミュレーション・ソフトウェア

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