スマートテクノロジを搭載
ABM3000には、ロックウェル・オートメーションの最新のスマートコンポーネントが搭載されています。Allen-BradleyのCompactLogix™統合セーフティコントローラは、統合された制御と安全を提供します。このコントローラは、安全トルクオフ機能を備えた PowerFlex® 525ドライブにイーサネットで接続されています。PanelView™オペレータインターフェイスは、直感的で現代的なデザインで、Studio 5000®ソフトウェアとの Logix統合を強化しています。
「このスマートなソリューションでは、PowerFlexドライブとCompactLogixコントローラによる詳細な診断と、1つのプラットフォーム上でのすべての安全機能を提供しています。HMIはシステムに関するより多くの情報を提供し、すべてがイーサネットで接続されているため、必要に応じてシステムの遠隔診断を簡単に行なうことができます」と、スコット社のシニア制御エンジニアであるチャール・デュ・プレシス氏は述べています。
「今の時代、人が電気パネルを開けることは難しくなっていますが、ドライブやPLCの診断にアクセスできることで、パネルを開ける必要はありません。このシステムのイーサネット機能により、ドライブやPLCをリモートで設定することができます。お客様からの追加や変更の要望があった場合、遠隔地からアクセスしてお客様のニーズに合わせてシステムをカスタマイズすることが、これまでよりもずっと簡単にできるようになりました」と、語りました。
これらの機能により、エンドユーザは、機械からのデータを活用し、分析のための有用な情報に変えるという点で、業務の将来性を確保することができます。また、IoT機能により、機械をより大規模なシステムに統合することができます。
ロックウェル・オートメーションのインダストリマネージャであるプラサド・ノーリーは次のようにと述べています。「ABM3000は、すべての診断機能とリモートアクセス機能を備えたスマートマシンとしての価値を提供します。多くの鉱山現場が遠隔地にあり、パンデミックの影響で現場への移動が制限されていることを考えると、これらの機能によってトラブルシューティングが容易になり、お客様の生産性が向上します。」