最新のメンテナンスソリューションでダウンタイムを削減

カランマリン社は、テキサス州に拠点を置き、船舶のドックや航路の接岸深度を回復させるなど、水路輸送を促進するための浚渫工事を行なう企業です。4カ所の施設はFiixで管理しています。
 

課題: 紙ベースのメンテナンスからデジタルメンテナンスへ

1時間に3000ドルから5000ドルという、カランマリン社におけるプロジェクトのダウンタイムのコストは、大きな負担となっていました。ですから、設備･購買マネージャのジャスティン･マコーミック氏がダウンタイムを減らし、コストをコントロールしたいと考えるのは当然のことでした。

彼は次のように述べています。「5年前、私は機器の稼働時間をより長く、より費用対効果の高いものに管理するために、カランマリン社に招き入れられました。私が入社した当時、カランマリン社にはメンテナンスプログラムというものがありませんでした。」ジャスティン氏は、米国陸軍で何年もCMMSを使用して機器を管理していたため、メンテナンスソフトウェアの利点を知っていました。「私は当初からCMMSを推奨していましたが、当初はこの種のプログラムのための予算がありませんでした。」

かわりに、ジャスティン氏は陸軍で培った機知をいかし、Excelの表計算ソフトでできる限りのことをしました。「機器のメンテナンスには、データが必要です。私はメンテナンスチェックリストを作り、技術者がそれを私に送り返すようにしました。しかし、その作業は効果がなく、時間もかかるものでした。」

また、有用なデータを取得するための完璧なソリューションとは程遠いものでした。「ヒューマンエラーもありました。技術者が間違った情報を入力すると、チャートに間違いが生じてしまうのです。」

そして、一元的なソリューションがないため、ワークフローに支障をきたしていました。「購入依頼はExcelのスプレッドシートで行なっていました。それを技術者がメールに変換し、私に送っていました。そのため、多くの依頼が行方不明になり、混乱が生じました。そして、修理や購入の依頼が緊急事態に発展してしまったのです。Fiixのようなプロセスや手順が必要だったのです」と、ジャスティン氏は振り返りました。

「私がカランマリン社に入社した当初、同社にはメンテナンスプログラムがありませんでした。CMMSを導入する予算がなかったため、Excelのスプレッドシートを使っていました。しかし、やはりヒューマンエラーはありました。情報が間違って入力されると、チャートがおかしくなってしまうのです。」

- ジャスティン･マコーミック氏、カランマリン社設備･購買担当マネージャ

ソリューション: ユーザフレンドリなクラウドベースの保守プログラム

Excelベースのメンテナンスプログラムを1年以上使っていたジャスティン氏に、新たなチャンスが訪れました。「会社のトップが浚渫船をもう1台購入することを決めたとき、Excelのスプレッドシートでは機器を効果的にメンテナンスできないことを説明しました。費用対効果が悪いのです。」彼は、CMMSを調査し、その結果を発表して検討するよう依頼されました。

テキサス州ガルベストンにある会社なので、クラウドベースのソリューションが必要であることをジャスティン氏は知っていました。「ハリケーンが来れば、データを失う可能性が高くなります」と、彼は言いました。

オンプレミスのCMMSを排除した後も、多くの選択肢から選ぶことができました。「初期費用がかかるもの、月額または年額制のものがいくつか見つかりました。」

ジャスティン氏は、数社のベンダーに絞って検索した結果、一番に選んだのは明らかでした。「Fiixは、私が望んでいたことを実現する能力を与えてくれました。Fiixは、私が望んでいたことを実現してくれるシステムです。ユーザフレンドリで、多くのレポートがあり、数多くのカスタマイズが可能です。Fiixは、私たちが簡単に購入できるものでもあります。」

ジャスティン氏の選定が承認されると、彼はずっと望んでいたCMMSの設計に取り掛かりました。テクノロジに疎い従業員に新しいソフトウェアを導入してもらうために、ジャスティン氏はオプションを使わないアプローチをとりました。

「90日間でプロジェクトのダウンタイム削減という点で、多大な見返りがあると思います。」

- ジャスティン･マコーミック氏、カランマリン社設備･購買担当マネージャ

結果: Fiixで事後保全から予防保全へ

導入後、すぐに改善効果が表れました。「Fiixのおかげで、完全なシステムを手に入れることができました。CMMSはコスト、メンテナンス、作業指示を追跡し、メンテナンスプログラムが非常に簡単になりました」と、ジャスティン氏は述べ、部品の追加や購入計画の容易さも気に入っているようです。「また、部品の追加や購入計画が簡単にできることも気に入っています。」

さらに重要なのは、Fiixを使用することで、ジャスティン氏がカランマリン社のメンテナンス戦略の変革に着手できたことです。現在、ジャスティン氏はFiixのプロフェッショナルサービスチームと協力して、モバイルアプリを使用し、より正確にKPIを追跡する計画を構築しています。「90日後には、プロジェクトのダウンタイムが減少し、非常に大きなリターンがあると思います」と、ジャスティン氏は述べています。